タミヤ 1/12 マクラーレンM23 テキサコ マルボロ 1974 改修塗装済完成品
商品説明タミヤ 1/12 マクラーレンM23 テキサコ マルボロ 1974の改修塗装済完成品になります。

１９７４年にコンストラクターズ及びドライバーズチャンピオンをエマーソン・フィッティパルディが獲得した、記念すべきマシンを再現しました。

元キットは１９７５年に初版したキットで今回使用したキットは２０００年代に入ってエッチングパーツを同封した再販キットになります。

再販キットは諸般の事情でタバコスポンサーが入れられなかった為、パッケージも白箱で簡素な物であり、勿論のことマールボロのデカールも封入されておらず、製作にあたって社外のオプションデカールを使用して製作を進めました。

先に述べた様にビックスケールで再現度は通常の模型に比べ圧倒的にリアル志向で非常に見応えのあるキットになりますが、如何せん年代が１９７０年代のキットの為、細部で見劣りする部分も多々ある為、自分の持っている技術で完全再現と行かなくも、できる限り資料に乗っ取って製作いたしました。

製作にあたって、Top Studioの汎用ハーネスキット（Snell規格のコネクターの再現はこのメーカーの造形が秀逸で好んで使用しています。）やMFHの多色ハーネス、シートベルトハーネスなどキット封入のアップデートパーツでは足りない、再現度が微妙な箇所は社外パーツへ置き換え、自作パーツの製作等で再現しています。

エンジン周りはイグニッション関連のディスビ上に制御用のジャンクションBoxが配置されていますが資料にはその他制御に用いる（エンジン負荷のフォードバック用のセンサー情報の入力用と思われる）コネクターを追加したりスタータ用の高圧ハーネスの追加
シャシはメーター周りの燃料ポンプやIGスイッチ類のハーネス追加やメーターの実線の結線等、電気が通っている箇所は基本的にハーネス追加を行いました。
ベルトハーネスのバックルが付属品だと簡素なものでありMFHのベルトハーネスキットの金具を使用して立体感を出してリアリティを追求いたしました。
バッテリも端子が立っていなかったのでプラ棒を立てて高圧ハーネスを結線して雰囲気を出しました。

アルミのバスタブモノコック部分は押し出し材を使用した高度の高い部材を使用している為、素材の雰囲気を出す為、メッキシルバーをチョイス。
上記の様に削り出しや押し出し材を使用した部品はメッキシルバーで塗装し砂型等を使用した鋳造部品はシルバーリーフ系の少し鈍い反射する塗料で同じシルバーでもメリハリを出して塗装いたしました。

ボディ、カウル類はサンディング等の表面処理工程後に捨てサフ、本サフ、塗装を行いデカールを貼り付け、クリアー、磨き等の表面処理を行い塗装を行いました。

デカールはキット付属のものと、TABUデザイン社製の社外オプションデカールを使用し製作いたしました。

全ての改修点や塗装工程の説明は正直、書ききれないので上記の写真でご確認いただき、ご検討していただけたら幸いです。